七夕……なのかな
さとーす、めそです。
はい、ということで、本日これ書いている時点では7月8日なわけですよ。
ということは、昨日は7月7日だったわけですね。
――そう、七夕です。
七夕はいいですよね。個人的には、結構ぐっと来るイベントだと思うのです。
なんてったってロマンチックじゃないですか。給食にデザートも出るじゃないですか。
そんなこんなで、去年は「Might」のショートストーリーなんかも書きましたが、
今年は……はい、今年はなんにもありません。
え? 「ツルよろ」で七夕?
……うーん。
それなら、たぶんこんな感じになるんでしょうか。
※ ※ ※ ※ ※
「まーくん、ちょっと」
「なんだ、ツルゲーネフ」
「ねぇまーくん……あなた、七夕って知ってる?」
「ははは、馬鹿にするなよ。当たり前だろう」
「そう、それなら良かったわ。それじゃあ、はいこれ」
「うん? ああ、短冊か」
「ええ、お願いすることがあったら書くといいわ」
「よし、わかった」
「あら、早いわね」
「とりあえず……『学食がタダになりますように』」
「だめ、却下」
「なんでだよ」
「なんでもよ、学食が経営破綻したらどうするの」
「天下りでもしたらいいんじゃないのか。天の川だけに」
「つまらないこと言ってないで。早くちがうのを書きなさい」
「なんだよ、まったく……それじゃあ、『週休7日制になりますように』」
「だめ、却下」
「なんだよ、またかよ」
「当たり前でしょう? そんなのだめに決まってるじゃない」
「はいはい……学年トップのアイドルさまは、さすがに学園がお好きでいらっしゃる」
「……だって、そんなことになったら、毎日まーくんに会えないじゃない……」
「ん? 何か言ったか?」
「な、なんでもないわよっ!!」
「そうか?」
「そ、そうよっ! ばかっ!!」
「なあ、いいかげん、馬鹿馬鹿言うのはやめないか。地味にきつい」
「と、とにかく、つぎっ! 早く次のお願いを書きなさいっ!!」
「って言われても……なああんた、それならいったい、どんな願い事ならOKなんだ?」
「そ、そうね……とりあえず、学食の値下げは無理よ。休日を増やすこともできないわ」
「そこをなんとか、まかり通して」
「まかり通らないし、まかりならない」
「まかりならんか、学食もまけてくれないのか」
「つべこべ言わずに、べつのお願いを考えて」
「天の川の向こうで、織姫と彦星もきっと泣いてると思う」
「だいじょうぶ、予報では夕方から夜にかけて快晴だから。いいから早くお願いする事を考えなさい」
「べつの願い事、ねぇ……うーん……」
「……なにもないの? ほら、なにかあるでしょう?」
「あったけど、さっきあんたに却下されたし」
「た、たとえばよ……たとえば、ほら……女の子とデートしたい、とか……そ、その……キ、キスしたい、とか……」
「はぁ? なんだそりゃ」
「た、たとえばよっ! たとえばっ!!」
「あんたの例えの基準がわからん……」
「そ、そうね、たとえば女の子に関係することだったら、そこはかとなく叶わなくないような気がしないでもないわ」
「なんだと、あいつら神様だってのに、願いを選別してやがるのか」
「ええ、神様とはいえ、そこはほら、人の子でしょう? あると思うわ」
「マジか」
「もちろんよ、間違いないわ」
「よーし、わかった。それなら、これくらいの願いだったら大丈夫だろう……よし」
「……まーくん、それで、何を書いたの?」
「うん? ああ、ほら、これだ」
「なになに…………『全教科100点取れますように』?」
「ああ、神様だったらさ、なんかこう、念力とかで、答えとかぜんぶ教えてくれそうじゃん」
「……まあ、これだったら、叶えてあげられなくもない、か……ちょっとだけ――ううん、かなり、残念だけど……」
「ん? 何か言ったか、ツルゲーネフ」
「なんでもないわ」
「そうか?」
「そうよ。ね、まーくん、そんなことより、今日の放課後空いてるわよね?」
「空いてない」
「うそね、空いてるわ。だってまーくんは帰宅部だもの」
「帰宅する部活動があるだろう」
「それなら部活動の前にほんの少しだけ、図書室に寄るぐらいはできるでしょう?」
「はぁ? どうしてそんなこと」
「いいから、放課後、絶対に来てね」
「……嫌だ。俺はそのまま部活動の方に従事する」
「――来なかったら、あのコンテストの食券の話はパーだから」
「なっ!?」
「それじゃあ、また放課後にね、まーくん♪」
「横暴だ……ちくしょう」
※ ※ ※ ※ ※
うわ、勢いだけで書けてしまった……。
というか、思った以上に長くなりすぎてしまいました(^^;
しかも、会話文だけなのに……ツルゲーネフさん、恐ろしい子……!
そんなこんなで、長くなりすぎてしまったので、今週の雑記はまた改めて
別のエントリの方に書きます。
拍手レスやらなにやらもそのエントリで。遅れてしまって申し訳ないです……。
はい、ということで、本日これ書いている時点では7月8日なわけですよ。
ということは、昨日は7月7日だったわけですね。
――そう、七夕です。
七夕はいいですよね。個人的には、結構ぐっと来るイベントだと思うのです。
なんてったってロマンチックじゃないですか。給食にデザートも出るじゃないですか。
そんなこんなで、去年は「Might」のショートストーリーなんかも書きましたが、
今年は……はい、今年はなんにもありません。
え? 「ツルよろ」で七夕?
……うーん。
それなら、たぶんこんな感じになるんでしょうか。
※ ※ ※ ※ ※
「まーくん、ちょっと」
「なんだ、ツルゲーネフ」
「ねぇまーくん……あなた、七夕って知ってる?」
「ははは、馬鹿にするなよ。当たり前だろう」
「そう、それなら良かったわ。それじゃあ、はいこれ」
「うん? ああ、短冊か」
「ええ、お願いすることがあったら書くといいわ」
「よし、わかった」
「あら、早いわね」
「とりあえず……『学食がタダになりますように』」
「だめ、却下」
「なんでだよ」
「なんでもよ、学食が経営破綻したらどうするの」
「天下りでもしたらいいんじゃないのか。天の川だけに」
「つまらないこと言ってないで。早くちがうのを書きなさい」
「なんだよ、まったく……それじゃあ、『週休7日制になりますように』」
「だめ、却下」
「なんだよ、またかよ」
「当たり前でしょう? そんなのだめに決まってるじゃない」
「はいはい……学年トップのアイドルさまは、さすがに学園がお好きでいらっしゃる」
「……だって、そんなことになったら、毎日まーくんに会えないじゃない……」
「ん? 何か言ったか?」
「な、なんでもないわよっ!!」
「そうか?」
「そ、そうよっ! ばかっ!!」
「なあ、いいかげん、馬鹿馬鹿言うのはやめないか。地味にきつい」
「と、とにかく、つぎっ! 早く次のお願いを書きなさいっ!!」
「って言われても……なああんた、それならいったい、どんな願い事ならOKなんだ?」
「そ、そうね……とりあえず、学食の値下げは無理よ。休日を増やすこともできないわ」
「そこをなんとか、まかり通して」
「まかり通らないし、まかりならない」
「まかりならんか、学食もまけてくれないのか」
「つべこべ言わずに、べつのお願いを考えて」
「天の川の向こうで、織姫と彦星もきっと泣いてると思う」
「だいじょうぶ、予報では夕方から夜にかけて快晴だから。いいから早くお願いする事を考えなさい」
「べつの願い事、ねぇ……うーん……」
「……なにもないの? ほら、なにかあるでしょう?」
「あったけど、さっきあんたに却下されたし」
「た、たとえばよ……たとえば、ほら……女の子とデートしたい、とか……そ、その……キ、キスしたい、とか……」
「はぁ? なんだそりゃ」
「た、たとえばよっ! たとえばっ!!」
「あんたの例えの基準がわからん……」
「そ、そうね、たとえば女の子に関係することだったら、そこはかとなく叶わなくないような気がしないでもないわ」
「なんだと、あいつら神様だってのに、願いを選別してやがるのか」
「ええ、神様とはいえ、そこはほら、人の子でしょう? あると思うわ」
「マジか」
「もちろんよ、間違いないわ」
「よーし、わかった。それなら、これくらいの願いだったら大丈夫だろう……よし」
「……まーくん、それで、何を書いたの?」
「うん? ああ、ほら、これだ」
「なになに…………『全教科100点取れますように』?」
「ああ、神様だったらさ、なんかこう、念力とかで、答えとかぜんぶ教えてくれそうじゃん」
「……まあ、これだったら、叶えてあげられなくもない、か……ちょっとだけ――ううん、かなり、残念だけど……」
「ん? 何か言ったか、ツルゲーネフ」
「なんでもないわ」
「そうか?」
「そうよ。ね、まーくん、そんなことより、今日の放課後空いてるわよね?」
「空いてない」
「うそね、空いてるわ。だってまーくんは帰宅部だもの」
「帰宅する部活動があるだろう」
「それなら部活動の前にほんの少しだけ、図書室に寄るぐらいはできるでしょう?」
「はぁ? どうしてそんなこと」
「いいから、放課後、絶対に来てね」
「……嫌だ。俺はそのまま部活動の方に従事する」
「――来なかったら、あのコンテストの食券の話はパーだから」
「なっ!?」
「それじゃあ、また放課後にね、まーくん♪」
「横暴だ……ちくしょう」
※ ※ ※ ※ ※
うわ、勢いだけで書けてしまった……。
というか、思った以上に長くなりすぎてしまいました(^^;
しかも、会話文だけなのに……ツルゲーネフさん、恐ろしい子……!
そんなこんなで、長くなりすぎてしまったので、今週の雑記はまた改めて
別のエントリの方に書きます。
拍手レスやらなにやらもそのエントリで。遅れてしまって申し訳ないです……。
テーマ : 18禁・美少女ゲーム - ジャンル : アダルト
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